店舗や工場で使われる業務用の製麺機には、いくつか種類があります。
このサイトでは、チェーン店の店舗や個人店、スーパーなどで利用され、自動で製麺できる小型製麺機にフォーカスして紹介。
また、このページでは、ラーメン向けの業務用の小型製麺機を特集。
ラーメン屋もしくは自家製ラーメンを提供したいけれど、どんな小型製麺機が良いのかわからない、という方でも、小型製麺機を選べるよう、ラーメン向け小型製麺機3選を紹介しています。
集客アップを目指すなら、見た目も味も美味しいラーメンを効率よく製麺できる業務用製麺機選びが欠かせません。
そのためには、味へのこだわりから、誰でも楽に操作できる使い勝手や安全性、デザイン、サイズなど、見るべきポイントがあります。
これらのポイントを踏まえた上で目的に合った小型製麺機を選びましょう。
麺の種類によって熟成工程の有無や裁断の確度などが違うもの。各社の美味しさへのアプローチ法も確認を。
毎日製麺するからこそ、操作動線が短く楽な姿勢で使える機械がおすすめ。サイズや生産量にも注目しましょう。
誤操作などで事故が発生すると営業停止のリスクも…。安全装置を備えた小型製麺機なら怪我の予防になります。
ただ麺を作るだけの小型製麺機ではなく、“誰にでも簡単に”美味しいラーメン用の麺を作れる業務用製麺機こそ、“集客できる小型製麺機”です。
ここでは、業務用の小型製麺機を販売している上場企業の中から、ラーメン向けの小型製麺機を販売しており、3つのポイントに対する強みを持ったメーカーを厳選。
ラーメン屋の開業や事業展開を考えている方に向けて、小型製麺機のおすすめ機種3選をご紹介します。
スープに合う麺が
作れる人気No.1(※1)
小型製麺機
リッチメンゴールドⅠ型
(大和製作所)
麺の美味しさへの
こだわり
生地に負荷をかけずに均一にミキシング。中華麺の美味しさを科学的に分析し、勘に頼らず安定的に美味しい製麺が可能。
使い勝手の良さ
ロールへ生地が自動で送られる機能を搭載。人間工学を取り入れ、どんな体格の方でも楽に使える高さに設計。
製麺機の安全性
安全装置を標準装備。手が近づいたりカバーを外すと自動で停止する高性能センサー付き。
スペック表
大型ミキサー搭載
生産力No.1(※2)
小型製麺機
マイティー50プラス
(品川麺機)
麺の美味しさへの
こだわり
低加水麺から多加水麺まで対応。さまざまな種類の麺を誰でも簡単に製麺できる。
使い勝手の良さ
作業する人のペースに合わせて速度変更OK。大容量ミキサー付きで大量に製麺可能。
製麺機の安全性
緊急停止ボタンで、ロール、コンベア、ミキサーを一括停止可能。
スペック表
最安値(※3)で
リースができる
小型製麺機
小型ロール製麺機RMS
(不二精機)
麺の美味しさへの
こだわり
低加水麺に対応しているので、博多ラーメンも作ることができる。ラーメン以外に、パスタやそばの製麺も可能。
使い勝手の良さ
タッチパネル製麺ナビゲーションシステム搭載し、誰でも簡単に細かな調整が可能。生地自動投入機構が付いており、スタッフの負担を軽減。
製麺機の安全性
CEの仕様に関しては不二精機までお問い合わせください。
スペック表
ラーメン店は競争が激しく、差別化を図ることが繁盛のポイントです。味はもちろん、麺のビジュアルにもこだわるなら、ラーメン向けの小型製麺機を選びましょう。
ここでは、上記で挙げた3つのポイントの中でも強みを持つ企業を3つ選出。各社の小型製麺機へのこだわりや強みをご紹介しています。
「麺の美味しさ」を追求する大和製作所では、さまざまな小型製麺機を開発している企業です。
ラーメンの分野においても、美味しく、新しいラーメンを提供し続けられるよう、ラーメンを科学的に分析。勘に頼らない、数値化された「美味しさ」の基準を設けて、誰でも簡単に、安全に製麺できるラーメン向けの小型製麺機を開発しました。
さらに、企業として、機械を使う事業者や店舗の繁盛支援をはじめ、いつでも電話がつながる安心の「365日メンテナンス」といった充実したサポート体制を整えています。
ラーメンの小型製麺機を開発するにあたって大和製作所が行ったことは、ラーメンの美味しさの解析です。ブラベンダーマシンという小麦粉の粘度測定装置を使って、麺の美味しさを探るだけでなく、スープについても研究。
地域によって好まれる麺の種類や食感はもちろん、スープに使われる出汁などの相関関係を調べ、スープと相性の良い麺を作ることができる小型製麺機を開発。
美味しい中華麺を量産できる大和製作所の小型製麺機は、集客に結びつく製麺機として業界でも高い人気を誇ります。
また、地域ごとに好まれるラーメン用の麺を製麺できることに加えて、餃子の皮の作成も手軽にできます。ラーメン屋に欠かせないサイドメニューも皮から手作りでき、商品力の一助となるでしょう。
さらに、ラーメンだけでなく、生パスタや焼きそばといった種類の異なる麺を打つこともできます。
ラーメンもパスタも提供している、和洋折衷のお店や、昼と夜とで業態が変わるお店は、大和製作所の小型製麺機がおすすめです。
畳1枚分というコンパクトさでありながら、ミキシング・ロール・カッターなど製麺に必要な工程を網羅。さらに、ダイアル・ハンドルを採用しており、感覚的に操作できるため、誰でも簡単・楽に使えます。
そして、手がロール部分に近づいたり、安全カバーが外れたりした場合には自動で機械がストップするセンサー付き。
ボタンを押す前にセンサーが反応して機械が止まるため、事故や怪我の防止に効果的。経験の浅いスタッフを抱えていても安心です。
大和製作所が支持される理由の1つが「365日メンテナンス」。その名の通り、土日・祝日はもちろん、年末年始などの大型連休でも365日電話が繋がるため、急な故障や不具合が起きても安心です。
また、大和製作所のサポート体制は、製麺機のメンテナンスだけに留まりません。
麺の学校や経営セミナーなども行っており、開業や店舗の運営に関する相談も可能。
麺以外に、出汁の作り方やスープの味の分析なども行っているので、新メニューの開発や新しい素材での麺の試作といったさまざまな相談ができます。
大和製作所のラーメン小型製麺機「リッチメンゴールドⅠ型」は、さまざまな種類のラーメンの麺を誰でも簡単につくることが可能。
餃子の皮専用の型抜き機も用意されているので、餃子の皮でも他店との差別化に有利だと言えるでしょう。
スペック
大和製作所のラーメン製麺機「リッチメンゴールドⅡ型」は、さまざまな種類のラーメンの麺を誰でも簡単につくることが可能。
生産効率を重視したミキサー別タイプの小型製麺機です。
スペック
会社名 | 株式会社 大和製作所 |
---|---|
本社所在地 | 香川県綾歌郡宇多津町浜三番丁37-4 |
資本金 | 90,000千円 |
創業年 | 1975年10月24日(設立1980年4月1日) |
電話番号 | 0877-85-6168 |
公式サイト | https://www.yamatomfg.com/ |
品川麺機は、イメージ通りの麺をつくることが可能な製麺機を製造する会社です。メインのラーメン製麺機だけではなく、そばにうどんにパスタ、さらには餃子の皮に至るまで、1台でさまざまな麺に対応。
オールマイティーな機能がついているのが特徴です。
水加減を自在に調整できる品川麺機の小型製麺機は、自分が作りたい麺を自由に作れるのが強みです。
粉に対して28%~50%の加水率を調整可能。低加水麺から多加水麺までさまざまな麺を作れ、ラーメン向きではありますが、お店で提供したい麺がパスタでもそばでも1台でこなせます。
品川麺機では、「麺作りのコンサルタント」として、思い通りの麺を作るためのアドバイスや、レシピの組み立てを行っています。
製麺機を導入したは良いけれど、使いこなせない場合や、理想の麺にならない場合にはぜひ相談してみてはいかがでしょうか。
1年間の保証期間中は、無償修理を受けることができます。
また、製麺機の購入後にレシピの相談はもちろん、実機を使っての試作にも対応。困ったことがあったら、連絡しやすいいことが信頼感につながっています。
品川麺機の「マイティー50プラス」は、大容量ミキサーを備えた機種。
スペック
会社名 | 株式会社 品川麺機 |
---|---|
本社所在地 | 東京都品川区中延4-10-19 |
資本金 | 1,000万円 |
創業年 | 1950年 |
電話番号 | 03-3781-4249(代表) |
公式サイト | https://www.sinagawa.co.jp/ |
不二精機は、1970年に日本で最初のおにぎり自動成形機を作った会社(※1)で、おにぎりマシンの国内シェアはトップクラスの実績(※2)を持っています。さらに、食品加工の機械作りが得意なため、店舗や工場向けに製麺機を製造。
小型製麺機においては、1台でラーメン、そば、うどん、パスタにも対応しているロール式の機械を提供しています。
ミキサー部分をはじめ、安全性にもしっかり配慮した「小型ロール製麺機RMS」は、タッチパネル製麺ナビゲーションシステムで操作も簡単。
製麺をしたことがなかったり、経験が浅かったりするスタッフがいても安心です。
「小型ロール製麺機RMS」と「小型ロール製麺機RMT」は、リース契約が可能。
小型製麺機を導入する際、どうしても気になるコストですが、不二精機の小型製麺機であれば、イニシャルコストを大幅に削減できます。
また、低加水麺から多加水麺まで対応しているため、ラーメンだけでなく、パスタやうどんなどの麺も1台ででき、さまざまな麺を製麺したい時にもおすすめです。
不二精機は、北海道から沖縄まで全国ネットのサービス体制を整えています。
ショールームだけでなく、各営業所でも実際の機械によるデモンストレーションが見られるほか、アフターサービスにも力を入れている企業です。
業界でも高い安全性を誇る「小型ロール製麺機RMS」は、小型機種では不可能と言われていた低加水麺が簡単に作れる小型製麺機。コシの強い博多ラーメンも、お店で簡単に作れます。また、タッチパネル製麺ナビゲーションシステムで操作も簡単です。
スペック
業界でも高い安全性を誇る「小型ロール製麺機RMT」。コンパクト設計なので、小スペースでも設置が可能です。
また、ローラーへの生地自動投入やタッチパネル製麺ナビゲーションシステム搭載で、操作が楽にできるようになりました。
スペック
会社名 | 不二精機株式会社 |
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本社所在地 | 福岡県福岡市博多区西月隈3-2-35 |
資本金 | 1億円 |
創業年 | 1958年5月 |
電話番号 | 092-411-2977(総合窓口) |
公式サイト | https://www.fuji-seiki.co.jp/ |
本格的なラーメンを安定した品質で作りたい。そんな情報を探している方には「ラーメンの小型製麺機の特徴や製麺工程」を読んでみましょう。
ラーメン向け小型製麺機の特徴や製麺工程を解説しながら、ラーメンにぴったりの製麺機について、ご紹介しています。
もはや世界中から「日本食」と認識されているラーメン。その歴史にも諸説あるようですが、現在のようなラーメンになったのは、いつ頃なのでしょうか。
「ラーメンの歴史をひも解く」で、詳しくご紹介しています。
個性豊かなご当地ラーメンは、旅グルメの楽しみでもあります。
地域ごとに違う味わいは、使用されている麺にも秘密があるようです。ラーメンの麺の種類について、詳しくご紹介しています。
全国各地に存在する、ご当地ラーメン。
そのスープの種類だけでも数えきれないほどの種類になりますが、さらに進化を続けるラーメンスープについて、「地域で見るラーメンスープの種類」で詳しくご紹介しています。
おすすめ
麺の種類ごとに分かれた専用の小型製麺機なら麺の特徴に合わせて製麺できるので、よりおいしさを追求できます。
「うどんもそばも製麺したい!」「業態変更を視野に入れている」場合を除き、作りたい麺に合わせて選ぶのがおすすめです。